社会福祉法人 横浜共生会 地域生活支援センター 海

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公共交通機関

2025-02-05

第41回

このコラムでは「はじめまして」になります。海の居宅におります、有澤と申します。
はて、バトンタッチを受けまして、どうしたものか。
海では、ご利用者様のお宅に伺う、余暇活動をご一緒する、通所先に伺う、などなど行ってまいりました。ほかにも放デイ、作業所、グループホームの応援、できることはさせて頂きました。
・・・って言い始めるとプロフィール紹介で終わりそうなので、一つお題を挙げます。

『公共交通機関』

基本的にガイドヘルパーとして、ほとんどの場面で公共交通機関を使ってアクセスします。
通所先に向かう時も、事務所に帰るときも、ガイドでご一緒する時も、です。
一人で動くとき、自分以外の誰かと一緒に行動するときでは、心境が全く違います。
なので、緊張感でいっぱい。
いやはっきり言ってビビってました。
「愛の手帳」「福祉乗車券」の扱いも全然分からず。
最初どうしたか。
もちろん先輩方に教わって学ぶのですが、ネットで交通機関を調べて最短ルートを調べたり、到着時間を逆算して紙に書いてみたり。
そうこうしているうちに、自分よりはるかに詳しい方に出会いました。
「ご利用者さん」です。いわゆる「鉄ちゃん」の方で、ご一緒するたびによく知ってるなーとうなってしまいました。
同じ駅でも乗り場の違いがあったり、乗り換えのあるなしとか、あるときは数時間に1本程度の「レア便」だったり。
そんなこんなで、今は降りる先の駅のエレベーターや出入口、乗換口までイメージして、移動するようになりました。東京・神奈川で乗っていない鉄道路線はもうないくらいです。
(注:ケーブルカーがまだでした)
もしかしたらですが、子どものころブルートレインが好きで、親に時刻表を買ってもらって近くの陸橋まで見に行ってました。その感覚がまだ残っているかもしれません。

そういえば、ある養護学校のお迎えをさせて頂いた際、ご利用者さんに「赤い線のバスに乗ります」とお声がけしました。
ですが、道の先から現れたのは、横に「〇〇ハイスクール」と書かれたラッピングバス。きっと「なんでこのバス?」と思われたでしょう。
ごめんなさい!!

【有澤 一博】

線路の写真