社会福祉法人 横浜共生会 地域生活支援センター 海

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年の瀬のご挨拶

2024-12-31

第36回

唐突ではありますが、愛車の調子が悪くなりまして年末のこの時期に長期入院となってしましました。突然パーキングブレーキがかかったまま元に戻らなくなったのです。足で踏むタイプのやつです。マニュアルやネット検索で対処方法を調べながら数時間悪戦苦闘の上なんとか蘇ってくれました。「よしっ えらいっ!」勢いに乗ってなんとか修理業者まで届けたのですが、あちこちに故障があることがわかり、そのまま入院の運びとなったのです。愛車は修理工場で年を迎えることになりそうです。心も懐も痛みを伴う今日この頃です・・・。

そんなことがありまして、昨今は公共交通機関をよく利用しているのですが、自宅付近から乗車するバスの中でちょっと良い気分になる光景を目にするようになりました。乗車しているお客さん全員ではないのですが、運転手さんに「ありがとうございました」と声をかけて降車していく人をよく見かけるのです。小学生に高校生、スーツを着た人 老若男女様々な人です。自分は横浜出身ではないのですが、今までそんな場面に遭ったともありませんし、横浜に住んで数十年経ちますが、・・・知りませんでした。これは世コハマにも奇妙な物語なのでしょうか?今更聞けないけど誰か教えて欲しい・・・。

最初は不思議な光景でしたが、悪くないなあと思うのです。誰かを気にかける 感謝や労いの言葉、あいさつ。

愛車が無事に戻ってきたら、「お帰りっ」。戻ってこれなくても「お疲れ様でした。ありがとう」と声をかけたいと思います。たとえ懐が凍えそうになっても労いの気持ちを忘れないように。

最後になりますが、今年お世話になった皆様への感謝を込め、年末のご挨拶とさせていただきます。

今年も大変お世話になりました。皆様良いお年をお迎えください。

【中林 清】

バスの写真