シルバー・バレット入門編
2024-11-12
第32回
こんにちは、スポーツの秋ですね。私はと言えは最近とんとスポーツから縁遠くなり、医者からは運動して内臓脂肪を減らせと言われてしまっています。そんな私ではありますが、業務として10月27日(日)横浜国際マラソン内の「車椅子マラソンチャレンジコース」に参加する方の同行をしてまいりました。
この車椅子マラソンという競技、世界記録が1時間17分47秒(マルセル・フグ選手(スイス、愛称シルバー・バレット⇦カッコイイ)平均時速約32㎞!)と本気のレースは凄まじく、国際公式戦となるとタイム制限など様々な参加条件が課せられるものとなってしまいます。しかし今回のこれはチャレンジコースということで、パシフィコ横浜前をスタートし赤レンガ、ハンマーヘッド前を経由、臨港パークゴールの2.7㎞を1時間以内に完走という景観の良い中を楽しみながら走るという比較的気軽に参加できる感じの内容となっています。
車椅子マラソンの中ではライトな内容とはいえ、これを手だけで走り抜けるとなるとなかなか大変だと思います。最近めっきりスタミナのない内臓脂肪と化した私なぞ、2.7㎞も走らされた日には5回以上はおやつ休憩にしなければならないことでしょう。
さてこのイベント、先ほどは手だけで走り抜けると言いましたが、実際には様々な方々が参加されています。電動車椅子の方、介助者が押して走る方、もちろん自走の方など様々で、中には呼吸器を搭載した車いすを素敵に飾り付けて参加されている方、空の車椅子を介助者が押しながら本人は走ってゴールをしている(!?)方などそれぞれが思い思いの楽しみ方、思い思いの走り方をしている感じでした。
参加された皆様かなり自由な雰囲気の中、のびのびと走ることを楽しみながら大会は無事終了。皆様いい顔して走っていました。様々な人が参加できる、このようなイベントが増えるといいですね。
※快く写真撮影許可して頂きましたレスパイト・ケアサービス萌の皆様はじめ皆々様、誠に有難うございました。この場を借りて御礼申し上げます。
【吉野 悠二】